魚の煮付け基本とレシピ

魚の煮付けを作る時のポイント

 

魚の煮付けを作る時にポイントとなることは、出来るだけ短時間で魚に火を通して、しっとりと仕上げることです。そうでないと、魚の臭みというものが出てしまうことになります。

 

したがって、魚の煮付けを作る場合には、煮汁が十分に煮立ってから魚を入れるということがポイントとなります。魚を入れる時は、盛り付けた時に上になる方を上にして入れましょう。

 

そして、再び煮立ったってきたら、中火にして落とし蓋をして煮詰めていきます。こうすることによって、魚の旨味をギュッと閉じ込めることが出来るわけです。

 

大きい魚の場合には、切れ目を入れておくと良いでしょう。その方が火が通りやすく、味に馴染みも良くなるからです。出来るだけきれいに仕上げるためには、霜降りをして、ウロコや血合いなどの汚れをキチンと取っておくことです。

 

また、生姜やネギ、ゴボウなどの香味根菜を魚と一緒に煮ると、魚のクセを和らげる効果があります。実際に魚の煮付けを作る時には、どのくらい煮たら良いのかと迷う人もいるかもしれませんね。

 

大体の目安としては、150gくらいの魚であれば10~15分といったところです。あまり長く煮過ぎてしまうと、魚の身がポソポソとしてしまって美味しくなくなってしまいますので気をつけましょう。魚の煮付けは、出来上がった時が一番美味しいです。たっぷりの出汁と一緒にお皿に盛り付けましょう。