魚の煮付け基本とレシピ

サバの味噌煮

サバの味噌煮

 

サバの味噌煮を作る場合は、煮汁は基本的な酒八方を変形した形となります。この場合は醤油の代わりに味噌を使い、その割合も若干変わってきて、味噌が2、みりんが1、酒が4、水が4となります。ただし、味噌はその種類によって塩分が違ってきますので、この割合というものが絶対的なものではありません。

 

基本的に、味噌は2回に分けて加えていくので、2度目に味噌を加える時に、好みの味となるように調節すると良いでしょう。

 

最初に合わせる煮汁には、味噌の3分の2程度の分量を入れ、残りの味噌は味を見ながら加えるようにしましょう。

 

サバの切り身は、皮目に飾り包丁を入れて霜降りにし、水気を拭き取っておきます。生姜は薄切りにし、白ねぎは5ミリ幅程度の斜め切りにしておきます。

 

次に、熱したフライパンでサバを焼きます。サバの皮目にこんがりと焼き色が付いたところでひっくり返し、反対側も焼きます。焼くことによって、風味良くきれいに仕上がるようになります。

 

初めに合わせておいた煮汁を軽く煮立たせたところに、生姜とサバを投入し、水で濡らした落とし蓋を被せます。再び煮立ってきたら中火にして、煮汁が半分ほどになったところで残りの味噌をサバの上に載せ、そこの煮汁をかけて味噌を溶かすようにしていきます。

 

その後は、好みの味になるまで煮汁をかけたりして煮詰めていきます。鍋のすき間にネギを入れ、煮汁を絡ませるように火を通して完成です。