魚の煮付け基本とレシピ

魚の煮付けを作る

 

生姜は千切りにするか、または薄切りにします。実際に煮付けを食べる時に魚の身と一緒に食べやすいのは千切りの方ですが、薄切りの方が生姜の味が強く出ます。このあたりは、自分の好みで上手く使い分けるようにすると良いでしょう。
ゴボウやレンコンといった根菜類は、ひと口くらいで食べられるサイズに切りましょう。鍋の大きさは、魚を入れた時にある程度すき間なく収まるくらいのものを用意するようにします。

 

煮汁の材料を合わせたら鍋の中に入れ、そこに薄切りの生姜を加えて煮汁だけを先ず煮立たせます。煮汁がしっかりと煮立ったところに魚を入れ、落し蓋をして煮ていきましょう。落し蓋がない場合には、鍋よりも少し小さいサイズに形作ったアルミホイルで代用すれば大丈夫です。

 

そして、鍋肌から常に泡が吹き出している状態になるように火加減を調節します。火の通りにくいゴボウやレンコンといった根菜類を入れる場合は、この時に魚と鍋のすき間に入れて煮込みましょう。

 

そうして4~5分煮込んでいき、煮汁が少なくなってきたら落し蓋を取って仕上げに入ります。

 

火の通りやすいネギなどの野菜はこの時に投入します。煮汁を舐めてみたり、魚の身をつけて食べてみたりして丁度よい頃合を見計らって火を止めます。

 

最後の仕上げとして、魚に少々の煮汁をすくいかけて、表面に照りを出すという方法もあります。